スマホ+SDRで電波の可視化をやってみた
まずRTL-SDRを使ってみる
前回紹介したRTL-SDRはANDROIDに対応したソフトが出ていて、簡単に遊べます。
スマホのUSB-Cに接続するのにOTGケーブルが必要で私は下記を買いました。
SDR-TouchというソフトをGooglePlayからインストールし、FM東京受信してみました。
復調機能もついていて音声も聞こえました。
RTL-SDRの消費電力のためか発熱が結構あり、スマホのバッテリーの減りが早いです。
とはいえ、それなりの時間使えるので遊ぶには十分です。
タブレットで見たらもっと見やすそうですね。
スマホでSDRを使うメリット
PCでなく、スマホで使うことのメリット・デメリットを考えてみました。
・手軽に持ち運べる
・カメラがついているので、記録と一緒にカメラで画像をとると後で何をやったかわかりやすい
・GPS機能を使えば測定データに位置情報をつけられる
デメリット
・バッテリなので時間が限られる
・画面が小さい
・操作性が落ちる
スマホのお手軽さはSDRの新しい使い方を生むかも、と期待してしまいます。
タブレットを使えば、デメリットは緩和されるかもしれません。
SDRA(Software Defined Radio Academy)というところでもANDROIDを取り上げていました。
RTL-SDRで簡単なスペアナ表示ソフトを作ってみる
RTL-SDRについてはANDROIDでもソフトを作って公開している人がいましたのでそれを参考にして、自作ソフトでもデータの取得ができました。
試しにFM放送の周波数に合わせてみました。
前回の電波可視化ソフトにRTL-SDRを応用してみた
このスペアナ表示ソフトと前回のソフトを合体させることで、好きな周波数を見れるようになります。
(もちろんRTL-SDRが対応している範囲でですが)
下記みたいな感じで作ってみました。
簡単な紹介動画です。