QUEST2向けのVRスペアナを作ってみる
はじめに
前回の「QUEST2でRTL-SDRを動かしてみる その2」からもう少しVRらしさをだすためにアプリに手を入れてみました今回も下記の通りQUEST2に接続した状態で作業を進めます。
スペアナ画面を自由に移動
まずスペアナ画面が固定位置ではVRの意味がないのでレイキャストで移動できるようにします。
画面を表示しているCanvasに[XR Grab Interactable]を追加します。
あとColliderが必要なので追加しておきます。
こんな感じで自由に移動できるようになりました。なんか新鮮な感じです。
メニュー画面をコントローラのボタンから表示
もとは画面内のボタンからメニューを表示していましたが、コントローラのYボタンから表示するようにします。もちろん表示はコントローラの場所(手元)ですね。
ボタンを押した処理をどこでやるのかわからず探したところ、下記が参考になりました。
XRI DefaultInputActionにYボタンを加えてSaveAssetでOKです。
ちょっとVRらしい設定方法になってきました。
こうなると次はIQ波形も増やしてみたいですね。
設定メニューももっとスペアナっぽくできるといいのですが。
引き続き時間を見つけてやっていきたいと思います。