電磁波強度を可視化してみた
はじめに
これまでSDRを使って無線信号の測定してきましたが、一方で電磁波測定器という特にFFT解析などはしないで、単に電磁波の強さを表示するという測定器も世の中には多いようです。健康への影響などを防ぐ目的で使用されるようです。ちょっとググるとたくさんありますね。
そこで思ったのが、電波の可視化ではなく、これらのような電磁波の可視化としてみたら、また用途が広がるのではないかと思いました。
測定器を選定
ただ、趣味でやるにはこれらの測定器は高価すぎて手が出ません。そんな中調べていたらお手軽そうなのがありました。
Amazon | ワンダーキット/WonderKit 電磁波レベルメータSPキット 型番:DN-G8SP | ホビー用素材 通販
試した人もいるみたいです。
この価格ならお試しで購入できるので、まずはこれで遊んでみることにしました。
まずは反応するか試す
このキットは、強さをLEDで表示します。たくさんLEDが付いているほど強く、消えている時は弱いということになります。
電子レンジで反応しています。
ACアダプタでも充電時反応しました。
安いキットとはいえ、しっかり反応してくれました。
可視化してみる
以前紹介したPokitを使って、基板から検知電圧を取り出して測定してみたいと思います。こんな感じで、電磁波検知時に電圧が上がっているのが確認できます。
電動ドリルのバッテリ充電器で可視化を試してみました。
可視化後
右下の部分が赤いので、その部分が強い電磁波が強いようです。
電子レンジでもやってみました。手前の窓部分が強いかと想像していましたが、意外と右側の操作部分に強さが集中していました。ただ、これが2.45G帯の電波によるものなのか、そのほかのノイズなのかは不明です。
あと、温め中でも時々電磁波が弱くなるタイミングが時々あり、正確に測るにはひと工夫必要そうです。
これならどこから電磁波が漏れているのかわかりやすそうです。
下記の動画に、測定の様子をまとめました。