manahiyoの気まぐれ

備忘録を兼ねたブログです。

2023-01-01から1年間の記事一覧

QUEST3で部屋をスキャンして表示してみた

はじめに 以前からQUEST3の機能で部屋の形状を自動的に認識できるはずとは思っていたのですが、どのようにやるのかさっぱりわかりませんでした。 ところが先日GITHUBでぴったりのものを見つけました。 github.com この3つ目のものが素晴らしい。動画の一部分…

QUEST3とマルチメータPokitで可視化

はじめに 以前より電波の可視化に取り組んでますが、電波でなくてもテスターで電圧に変換できるものなら何でも可視化できるのでは…というアイデアです。 前回もスマホで電磁波測定をやりましたが、今回はQuest3を使っています。Quest3のほうが空間認識が優れ…

電磁波強度を可視化してみた

はじめに これまでSDRを使って無線信号の測定してきましたが、一方で電磁波測定器という特にFFT解析などはしないで、単に電磁波の強さを表示するという測定器も世の中には多いようです。健康への影響などを防ぐ目的で使用されるようです。ちょっとググるとた…

QUEST3でリモートデスクトップ

はじめに QUESTやPC-VRでリモートデスクトップをやる方法はいろいろあります。ただ、自作ソフトの中でリモートデスクトップをやろうとすると、話は別でだいぶ苦戦しました。、リモート操作はまだできませんが、ストリーミング表示はできるようになったのでこ…

QUEST3でPokitのMR表示をしてみた

はじめに PokitでデータのMR表示を先日作りましたが、Quest2だったため、白黒でいまひとつでした。カラーパススルー機能が付いたQuest3が届いたので、それぞれの測定機能を使えるようにブラッシュアップしてみました。 基本的にQUEST2と開発方法は変わりませ…

Pokitの測定値をMRで表示してみる

はじめに 先日Quest3の発売日が発表され、MRが話題です。 以前ブログに書きましたPokitは超小型のテスターになりますが、これらの表示も将来はMRグラスで表示するのだろうと想像します。 www.pokitinnovations.com 今回はその1歩手前という感じで、手持ちのQ…

設計した基板をVR,ARで見たい2

はじめに 電子基板はいつも出来上がってから、あーすればよかった、こうすればよかったと気が付くことがあります。やはり実物を見て気が付くことはよくあることです。 VR内で設計段階で出来上がった3Dモデルを表示して見ることで、実物を見るのに近いことが…

Pokit Meterが届いた

はじめに 先日スマホやスマートウォッチで表示できるテスターを見つけました。世界最小と謳っているだけあってとても小さいです。見た目もかわいい感じで、周波数は低いですがオシロ機能もあり、値段も悪くありません。迷わずポチっとしてしまいました。 下…

電波可視化をQuest2のパススルーでやってみた

はじめに 以前よりスマホのAR機能で電波の強さを表示するソフトを作成したりしていましたが、急にスマホを動かしたり、範囲が広くなったりすると位置がずれたりして、トラッキング性能に不満がありました。 Quest2ではVR用ではありますが、パススルーモード…

QUEST2を屋外で使いたい

はじめに 電波可視化をするにあたり、スマホでは追従性能がいまいちなので、Quest2のパススルーで試し始めました。これはまた別に書こうと思います。 今回は、電波可視化を屋外でできるのか?というところが気になり、quest2を屋外で使う方法を模索した結果…

ChatGPTのプラグインでtinySA-ULTRAを操作してみた

はじめに 以前からChatGPTで会話だけでなく、何か外部の機器を操作でないものかと考えていました。先日発表された「Function Calling」を使うことで外部とのやり取りができるということで、試してみました。ただ、この場合は一つのプロンプトに対して1回しか…

PRETIA AR を使ってみた

はじめに 以前からARの共有には興味を持っていたのですが、ARCoreのCloudAncherで挫折して以来、あきらめていました。そんな状況でしたが、先日PRETIA-ARという日本製のARソフトがあるのを見つけ、これは試すしかないと。公式webサイトはこちら https://arcl…

CHATGPT4でLTSPICEシミュレーション

はじめに CHATGPTで回路図が書けないかといろいろ模索しているのですが、直接回路図を出すのは難しいようです。 そんな中、こちらの動画を見て、LTSPICEでのシミュレーションならできるということがわかり、試してみました。動画だけだといろいろわからなか…

ChatGPT4でVHDLとVerilogの変換をしてみた

はじめに FPGAの設計に使うハードウェア記述言語としてVHDLとverilogがありますが、私は昔からVHDLで設計していたので、verilogをVHDLに変換したいということがときどきあります。また逆の人も多いのではないでしょうか。 巷にはフリーの変換ツールもあり、…

ChatGPTで割り算のVHDLコードを生成してシミュレーションしてみた

はじめに ChatGPTでVHDLコードが書けるのはこれまで試しましたが、単純な演算子では実装できない割り算をさせたらどうか、というのを試してみました。 割り算回路を頼んでみる プロンプトは次の通りです。 Please write me the VHDL code for division. The …

ChatGPTでLED点滅のVHDLコードを生成してシミュレーションしてみた

はじめに 前回も軽く同じようなことをやっていますが、中途半端でしたので、今回は改めてコンパイル及びシミュレーションまで通して、ChatGPTの実力を見てみました。 GPT-3.5で試してみる まずは無料で使えるGPT-3.5でやってみます。 英語のほうが良い結果が…

ChatGPTに回路図を頼んでみる

はじめに 前回ChatGPTにFPGAのHDLを書いてもらいました。ふと回路図は描けるのか?と思い試したところ、テキストベースでの回路図を示してきました。 LEDの点滅回路を頼んでみる 「Please suggest a schematic for blinking led. 」 こんな感じで示してきま…

tinySA ULTRAを電波可視化に使ってみる

追記 2023.2.19 下記にソフト公開しました https://github.com/manahiyo831/RadioFieldAR_tinySA-ULTRA はじめに 以前より電波可視化というところでRTL-SDRなどを使って取り組んでいますが、先日購入したtinySA-ULTRAがほかのSDRデバイスを使うよりも便利そ…

ChatGPTにFPGAのVHDLコードを書かせてみた

はじめに 巷で噂のChatGPTについて、コードを書かせたらすごいという話を聞いて、ではFPGAのコードも書けるのか・・・というちょっとマニアックなことをさせてみました。 LED点滅のコードを要求してみる 初心者なら初めに必ずやるLチカです。 こんな感じで入…

tinySA ULTRAですごいと思ったこと

はじめに 前回tinySA-ULTRAが届いたことをレポートしましたが、実際にちょっと触ってみて、これすごいなと思ったことがあったので、まずはファーストインプレッションというところで、個人の感想ですが書いてみました。 良かった点 ・LNAがついている 一般的…

tinySA ULTRAが届いた!!

はじめに 最近tinySAというnanoVNAをスペアナにしたようなデバイスがあるのを知りました。 調べてみると結構多くの人が使っているようです。 スペックを見ると960MHzまで測定できて¥8000でamazonで売っています。nanoVNAもすごいと思いましたが、こちらもこ…

NanoVNAとANDROIDで通信してみた

はじめに 今までRTL-SDRやSDRPLAYなどでスペアナ表示をしてきましたが、NanoVNAもスペアナ代わりになるという話を聞き、トライしてみました。 インタフェースについて こちらの動画にある通り、シリアルポートでのリモート制御になっており、大変シンプルで…