ARCoreのDepth機能を試してみる
はじめに
以前から試したかったのですが、ようやくARCoreのDEPTH機能に対応したANDROIDを中古で買いました。
クイックスタート
まずはHelloARにあるdepth機能をEnableにして試してみます。
下記のクイックスタートでHelloARでEnableにします
確かに物体の陰にちゃんと隠れるのが確認できました。
DepthLabが面白い
次にDepthLABというのにいろいろなサンプルがあるようです。
これは、結構感動します。端末を持っている人は下記でダウンロードできるのでぜひやってみると面白いです。内容はリンクを参照して見てください。
とりあえずサンプルは問題なく動作できました。
深度を数値で表示してみる
次に深度を数値で取得してみたいと思います。一番簡単にできそうなのはサンプルにある「OrientedReticle」を改造して、カーソルとカメラの距離を数値で表示できればよさそうです。
カーソルが味気ないのでまたUNITYchanをカーソルに乗せてみました。
床とか
ちょっと小さいですが、壁です。
ドアとか
ちゃんとその平面に沿って移動してくれます。
見ていると壁に沿ってサーフィンしてくれている感じです。
次に画面の左下にカーソルまでの距離を表示してみました。
サンプル内にそのものの値があったので、表示用のコードを追加するだけでできました。
左下の黄色表示がカーソルとカメラ(スマホ)の距離を示しています。メジャーで測ってどのくらいのずれがあるか見てみましたが、数センチ程度でなかなかちゃんとした値が出ているようです。
遠くになるとこんな感じ
先ほどのwebには0-8mまで測定できて、最適なのは0.5-5mということです。
Depth機能いろいろ応用が考えられそうです。