どのAR-SDKを使うべきか、考え直す
下記は私が色々調べた中でのものですが、内容に保証はありませんのでご承知ください。ご指摘いただけければ訂正します。
はじめに
これまでARについてはARCOREから始まりwikitudeやvuforiaでいろいろ試していました。
ARCOREが特に追加費用なく自由に使えるので良いと思っていたのですが、やはりほかに比べて性能の低さが目立ちます。イメージ認識の認識速度や追従状態の差は明らかです。
vuforiaのライセンスを調べる
最近は使いやすさと機能的・性能的にvuforiaが一番気に入っていましたが、ふと下記のwebを見つけてしまい、考え直すことにしました。
これによると「$504/年のBasicライセンス」でできることはほぼ皆無で、基本的にPROエディションが必要とのこと。
また下記にも[開発者以外の第3者がアプリケーションを利用した段階で有償ライセンスが必要]とあります。
これでは自分で試すことはできても、他人に試してもらう時点で費用が発生します。使ってもらえるかもわからないのに費用を払うことは厳しいです。
そうなると今自分で作っているものもほかの人に試しで使ってもらうことすらできません。そもそも趣味レベルなので、これはこの先厳しいなと・・・
wikitudeのライセンスを調べる
wikitudeもvuforiaと同様に強力なSDKで、下記に費用一覧がありました
こちらではグーグルプレイなどのストアを通さないで配布する場合はその時点で100万/年かかるようです。商用や非商用は関係ないようです。
おまけに1アプリ当たり1ライセンスが必要ということで、有名どころはなかなか厳しいですね。
他を探す
ということで、ほかのツールでもっと安いものはないか探したところ、下記2つが候補に挙がりました。
MAXST
ライセンスについて
[Free license for non-commercial apps]
とあるので、非商用なら無償で使えるようです。
KUDAN
ライセンスについて
売り上げ1億以下であればで無償で使えるとあります。
日本メーカーということもあり、こちらを使いたかったのですが、私の使い方が悪いのか自分の思うようになかなか動かせませんでした。メーカーには問い合わせています。
まとめ
vuforiaやwikitudeの有名どころは大変高価。もちろん製品としては大変良いものですが、個人レベルで支払えるレベルではなさそう。
MAXST,KUDANは機能が少なかったりしますが、ちょっと試したところでは画像認識の性能はさほど差がないように感じます。
今後はこれらでいろいろ試してみたいと思います。